最後まで大切に使いたい、日々の感謝の気持ち

# 最後まで大切に使いたい、日々の感謝の気持ち

子どもの成長と共に、物への感謝を深める日々

子どもが成長していくにつれて、家の中からだんだんと姿を消していくものがあります。新生児の頃に毎日のように使っていたよだれかけも、気がつけば2歳を過ぎる頃には必要なくなっていました。

時は川のように流れ、同じ水に二度と触れることはない」とヘラクレイトスが言ったように、子どもの成長も一瞬一瞬が二度と戻らない貴重な時間です。

私たちの家では、使わなくなった布類は最後に靴磨き用として再利用し、その役目を終えてから処分するようにしています。そして毎週末が、その靴磨きの日なのです。

思い出が詰まったよだれかけ

今日も週末の靴磨きの時間。息子が赤ちゃんの頃に使っていたよだれかけを手に取りながら、ふと思い出の波が押し寄せてきました。

「あぁ、このよだれかけをつけていた時、息子は上半身裸でテーブルの下に隠れていたっけ。かくれんぼのように遊んでいて、見つけた時のあのゲラゲラと笑う声がまだ耳に残っている…」

靴に艶が出るたびに、よだれかけに染み込んだ思い出も一緒に輝いているように感じました。

日常の中の感謝の気持ち

毎晩の習慣である洗濯物を干す時間。時には何も考えずに機械的に干していることもあれば、一枚一枚の服や小物に「ありがとう」と心の中でつぶやきながら干すこともあります。

今日、このよだれかけで靴を磨きながら、改めて思いました。

「やはり毎回、洗濯物を干す時は一つ一つのものに対して感謝の気持ちを持ちたいな」と。

マザー・テレサは「小さなことに大きな愛を込めて」と言いましたが、まさに日常の小さな行為の中にこそ、大切な心の在り方が現れるのかもしれません。

最後まで大切に、そして感謝を込めて

物を大事にして、最後の最後まで大切に使いたい。そして使い終わった時、破棄する時に「毎回ちゃんと感謝しながら使えたな」と自分自身に言える人でありたい。

息子が大きくなって、この記事を読んでくれる日が来るかもしれません。その時に伝えたいのは、あなたが使っていたものひとつひとつに、お父さんはあなたの思い出と感謝の気持ちを重ねていたということ

物を大切にする心は、人を大切にする心と通じています。そして感謝の気持ちを忘れない生き方は、きっと豊かな人生への道しるべとなるでしょう。

今日も一日、小さな感謝の積み重ねの中で、心豊かに過ごしていきたいと思います。

※この記事を読んでくれた未来の息子へ。あなたの成長の一つ一つが、私たち家族にとってかけがえのない宝物です。いつもありがとう。

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