歴史上の人物の師弟関係を紹介する、作家・童門冬二氏の著書『師弟』(潮出版社)。そこには「クラークと新渡戸稲造」という章がある▼札幌農学校の初代教頭を務め「紳士たれ」との指針を残したクラーク博士と、その学校で学び、後に『武士道』を著した新渡戸。だが博士が指導したのは1期生のみで、2期生の新渡戸と直接の出会いはなかった▼では、なぜそこに師弟関係があるのか。それは博士から薫陶を受けた1期生の振る舞いにあった。彼らは新渡戸らの入学後、“あの時、博士はこうおっしゃった”と口々に語り、新渡戸は博士が身近にいるような雰囲気の中で学生時代を過ごしたのだという▼池田先生は戸田先生の一周忌に当たり、1959年(昭和34年)の「大白蓮華」4月号に寄稿した。これからの入会者は戸田先生の姿を知らないが、われらは直接、指導を仰ぐことができた。ゆえに“最後の最後まで、一人の落後者もないよう、仲良く激励しあって進んでいかなければならぬ”と▼間もなく池田先生の一周忌。先生と同じ時代を生き、先生が日々、栄光と勝利を祈ってくださった私たちである。その先生との原点を抱き締めて、広布前進に尽くし、師匠の心を未来につなぐ弟子でありたい。(教)
池田先生の一周忌まで残り3日!11月15日の一周忌に向けて先生との原点を振り返りたい

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