俳人・松尾芭蕉が関東、東北、北陸などを巡り、晩年に著した紀行文『おくのほそ道』。旅の初日に足跡を刻んだ地の一つが、埼玉の草加市である▼同地を訪れた芭蕉は記している。“旅で苦しんだとしても、未知の土地を目にしたい”。困難を覚悟し、まだ見ぬ新天地、歌人としての新境地へと進む、静かな決意が感じられる▼草加市などを広布の舞台とする三郷県の、ある男子部リーダー。ナッツやドライフルーツを扱う製菓会社で包装責任者を務める。それまでに4度の転職を繰り返した。その経験をもとに“誰もが明るく働ける会社にしたい”と汗を流す▼作業現場を回っては、皆に声をかけ、表情が暗い社員がいれば、食事に誘って相談に乗ることも。努力のかいあって、結束が強まり、職場の生産性も向上。本年、社内の投票で決まる「優秀社員賞」に輝き、昇進を果たした。彼は意気込む。「一人の従業員を大切にすることは、その背後にいる家族も幸せにすること。外国出身者も多いため、世界を結ぶ“幸せの最先端の職場”にしたい」▼自他共の幸福を目指す学会活動も、その第一歩は眼前の一人と心を通わせること。宝の友と絆を固く結び、“広布の旗”高く、幸と勝利の旅路を征こう!(藍)
コメント