10月21日「どんなに厳しい状況でも必ず勝つ」

 10月21日名字の言から


天下分け目の戦いと言えば「関ケ原の合戦」が名高い。だが、江戸時代の歴史家・頼山陽は「『小牧の合戦』こそが、徳川氏が天下を握るべき武家として天に認められた戦い」(『日本外史――幕末のベストセラーを「超」現代語訳で読む』長尾剛訳)と見る▼時は天正12年(1584年)、現在の愛知県で繰り広げられた「小牧・長久手の合戦」。羽柴秀吉の軍勢は約11万、対する徳川家康・織田信雄連合軍は約1万8000。多勢に無勢の家康は、乾坤一擲の大勝負に出る。膠着状態の中、秀吉がしびれを切らすのを待って出陣。大軍ゆえ動きが遅い秀吉軍を、機動力で勝る家康軍が打ち破った▼数字だけ見れば、家康軍に勝ち目は全くない。しかし、最後まで「攻める心」を持ち続け、マイナスをプラスに変えた。臆する心からは何も生まれない。どんなに条件が厳しくとも“必ず勝つ”と決めることで、一切の突破口は開かれる▼いわんや、われらには法華経の兵法がある。師匠への誓いがある。「いよいよはりあげてせむべし」(新1484・全1090)と進めば、破れぬ壁など断じてない▼さあ、今いる使命の本舞台で、歴史回天の広布劇を刻もう。挑むべき最大の敵は、常に自分自身である。(当)

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