第3章 日々の喜びと驚き
育児の日々は、驚きと発見の連続です。毎日が新しい冒険のようで、一瞬一瞬が宝物のように感じられます。
最初の笑顔を見たときの感動は、今でも鮮明に覚えています。それまで泣いたり寝たりしていただけの赤ちゃんが、ある日突然、こちらを見て微笑んだのです。その瞬間、心が溶けるような幸せを感じました。「この子が私のことを認識してくれている」という実感が、言葉では言い表せないほどの喜びをもたらしました。
初めての一歩を踏み出したときも、成長の大きな節目でした。よちよちと不安定な足取りで歩み出す姿に、成長の速さを実感すると同時に、これからの人生への期待が膨らみました。
驚くべきは、子どもの成長の速さです。昨日できなかったことが今日はできていることも多く、毎日が新しい発見の連続です。さらに驚くのは、子どもが私たち親の行動をよく観察し、知らない間に真似をして新しいことができるようになっていることです。この学習能力の高さに、人間の潜在能力の素晴らしさを感じます。
パパとしての喜びは、子どもが見せてくれる特別な姿にもあります。抱っこをせがんでくる仕草は本当に愛おしく、心が温かくなります。絵本を読むときは必ず私のあぐらの中にちょこんと腰かける習慣や、ぬいぐるみも一緒だとさらにご機嫌になる様子など、パパにしか見せない姿がたくさんあります。
電車を見るときは必ず抱っこを希望してくるのも、私たちだけの特別な時間です。仕事から帰ると、手洗いうがいの習慣を覚えていて、洗面所の扉を開けてくれる気遣いには、成長と共に芽生える思いやりの心を感じます。
時には、私が食事中に「遊んで欲しい」とおねだりしてくることもあります。その無邪気な要求に、時には困惑しながらも、愛おしさが込み上げてきます。
これらの一つ一つの仕草や行動が、かけがえのない宝物となっています。子どもの成長と共に、自分も親として、一人の人間として成長していることを日々実感します。この小さな奇跡との日々を大切に過ごし、これからも新しい発見と喜びを分かち合っていきたいと思います。
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